背骨は、椎骨といわれる骨が積み重なってできており、胸側の「椎体」と背側の「椎弓」となっています。
この椎体と椎弓の間には孔があり、この孔が縦に連なってトンネル状になっています。
このトンネル状になっている空間を「脊柱管」といいます。
その脊柱管の中を中枢神経の束の「脊髄」が通っています。
そして、脊髄から枝分かれした神経は、椎骨と椎骨の隙間(椎間孔)から脊柱管の外に出て、「肩」「腕」「脚」などに伸びています。
また、椎体と椎体の間には「椎間板」という板状の軟骨があり、背骨の動きを滑らかにして、衝撃を和らげるクッションの役目をしています。
この背骨のうち、一番上の7個の椎骨の部分が「頚椎」です。
頚椎の働きは、次の2つに分けられます。
1.頭を支えます。
2.神経を保護しています。
また、体に現れた症状が首とは関係なさそうでも、実は頚椎の病気が原因であることがあります。
次のような症状がある場合は、頚椎の病気の疑いもあるので医療機関を受診してみましょう。
「腕の痛みやしびれがある」「残尿感がある」「呼吸がしにくい」「つまずきやすい」「ボタンのかけ外しがうまくできない」などです。