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2008年3月

頚椎とは

背骨は、椎骨といわれる骨が積み重なってできており、胸側の「椎体」と背側の「椎弓」となっています。
この椎体と椎弓の間には孔があり、この孔が縦に連なってトンネル状になっています。
このトンネル状になっている空間を「脊柱管」といいます。
その脊柱管の中を中枢神経の束の「脊髄」が通っています。
そして、脊髄から枝分かれした神経は、椎骨と椎骨の隙間(椎間孔)から脊柱管の外に出て、「肩」「腕」「脚」などに伸びています。

また、椎体と椎体の間には「椎間板」という板状の軟骨があり、背骨の動きを滑らかにして、衝撃を和らげるクッションの役目をしています。
この背骨のうち、一番上の7個の椎骨の部分が「頚椎」です。
頚椎の働きは、次の2つに分けられます。
1.頭を支えます。
2.神経を保護しています。

また、体に現れた症状が首とは関係なさそうでも、実は頚椎の病気が原因であることがあります。
次のような症状がある場合は、頚椎の病気の疑いもあるので医療機関を受診してみましょう。
「腕の痛みやしびれがある」「残尿感がある」「呼吸がしにくい」「つまずきやすい」「ボタンのかけ外しがうまくできない」などです。

Posted by banrai | 2008年3月26日 16:15 |

頚椎の障害による症状

頚椎に障害が起こるとさまざまな症状が現れます。
さらに、脊髄や神経根が圧迫されるといろいろな症状が起こります。
そこで、脊髄症状と神経根症状についてまとめてみました。

<脊髄症状>
脊髄症状とは、脊髄が圧迫されて起こる症状のことです。
脊髄の圧迫されている部分によって症状が違います。
通常は、手や足の末梢の症状から起こります。
手の症状・・・「箸が持ちにくい」「服のボタンがかけにいく」などです。
足の症状・・・「足のしびれ」「足の冷え」「歩きにくい」などです。
足の冷えは、血行障害とは性質違い、温度が下がるわけでなく、冷たいと感じる範囲が足先から膝に向かって広がる亜状態です。
さらに、体全身に起こる症状もあり、「排尿障害」「排便障害」がその中の症状にあたります。

<神経根症状>
神経根症状とは、頚椎の神経根が圧迫されて起こる症状のことです。
神経根症状の多くは、左右どちらか一方に起こります。
具体的には、首から指先の広い範囲の一部に痛みが起こったり、感覚が鈍ったりします。
症状が重くなると、筋力低下の症状も現れます。

Posted by banrai | 2008年3月26日 16:14 |

頚椎症

頚椎症とは、頚椎の組織が変性する病気です。
特に頚椎の組織が変性しやすい部分は、椎間板です。
頚椎の組織が変性とは、弾力性が失われる、薄くなるなどです。
また、椎骨にも変形が起こり、縁に「骨棘」と呼ばれる棘のようなものができる場合もあります。
このような変形によって、脊髄や神経根が圧迫されるために、いろいろな症状を引き起こしてしまうのです。

頚椎症の主な原因は、加齢です。
頚椎の変性は20歳から始まり、少しずつ進行していきます。
そして、早い人は、40歳ごろから症状が現れることがあります。
通常は、50?60歳代以降に起こります。
加齢以外の原因としては、「もともとの体型」「首にかかる負担」「首の筋肉の発達程度」なども影響しています。
生まれつき脊柱管が狭い人は、頚椎症になる可能性が高くなります。

頚椎症の最初に起こる症状としては、寝違えのような首の痛みと似た状態になり、ほとんどが自然に治ります。
しかし、次第に痛みの起こる回数が多くなり、「肩の不快感」「肩甲骨と肩甲骨の間の痛み」「腕の痛みやしびれ」などの症状が現れます。
そして、神経根の圧迫が強くなると、首、肩、腕などに耐え難いくらいの痛みが起こります。
脊髄が圧迫されると、「足のしびれ」「足の冷え」「歩きにくい」など下半身にまで症状が起こります。

頚椎症を調べるには、「エックス線検査」で診断します。
検査の結果、頚椎に変形がみられたとしても、症状が出ていない場合もあります。
頚椎の変性と症状の関係を調べるには、「MRI検査」が必要です。

Posted by banrai | 2008年3月26日 10:42 |

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアとは、頚椎の椎間板が後ろに突起していまい、脊髄や神経根を圧迫してしまう病気です。
椎間板の中心に「髄核」というゼリー状の組織があります。
その髄核の周りには、線維輪という線維組織が覆っています。
しかし、その線維輪に裂け目が入り、何かのはずみで髄核がその裂け目から飛び出してしまい、脊髄や神経根を圧迫してしまうのです。
脊柱の中でも激しい動きをして、圧力がかかる部分に起こりやすいです。

頚椎は、7つの椎骨からできています。
第4頚椎から第6頚椎の間にある椎間板に頚椎椎間板ヘルニアが起こることが多いです。
頚椎椎間板ヘルニアになる主な原因は、次のようなものです。
1.加齢による椎間板の変形です。
2.もともとの体型です。
3.生活環境による影響です。
頚椎椎間板ヘルニアになる人の多くは、40?60歳代の男性です。
女性より男性のほうが、頚椎椎間板ヘルニアになる人が多いそうです。

Posted by banrai | 2008年3月26日 10:21 |

頚椎椎間板ヘルニアの症状と検査

頚椎椎間板ヘルニアの最初に起こる症状をあげてみました。
1.手の痛みやしびれが起こります。
2.足のしびれが起こります。
個人差がありますが、「首の痛み」「箸が持ちにくい」「服のボタンがかけにいく」などの症状が現れることもあります。
脊髄の圧迫がひどくなると、「排尿障害」「排便障害」なども起こります。

頚椎椎間板ヘルニアは、神経根症状以外に脊髄症状を合併する場合や脊髄症状だけ現れる場合もあります。
頚椎の脊柱管が、もともと狭い人は腰椎の脊柱管も同じく狭い傾向があります。
腰椎の椎間板ヘルニアを起こしたことがある人は、頚椎もなりやすいので、首に大きな負担がかからないように注意することが大切です。

頚椎椎間板ヘルニアを調べる検査方法は、「エックス線検査」「MRI検査」などです。
MRI検査では、エックス線検査でわからない、椎間板や神経の状態まで確認することができます。

Posted by banrai | 2008年3月26日 09:57 |

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